こども園との交流再開!
宮城の里デイサービスセンターです。
長かったコロナ感染症の流行期、
隣接している赤城育心こども園の子どもたちとの交流は窓越しのものでした。
しかし、感染症の状況を見ながら少しずつ窓を開けて、
今ではお互いに顔を見てふれ合う機会が増えてきています。
高齢者のみなさんにとっては、自分の孫やひ孫に会うような感覚で、自然と笑顔がこぼれます。
子どもたちも、「おじいちゃん、おばあちゃんだ!」とうれしそうに手を振ってくれる姿が印象的です。
夕方にも、窓越しに「おじいちゃんは? おばあちゃんは?」と探しに来ることもあり、心の交流が続いているのを感じます。
世代を超えたふれあいは、人間に根づいた本能のようなものだと実感します。
ひどい認知症の方も、子どもたちと接することでまるで人が変わったように笑顔を見せ、言葉をかける姿から、その方の人生の豊かさが伝わってくる瞬間があります。
これからも感染症対策を徹底しながら、子どもとお年寄りが世代を超えて交流する機会を大切にし、それぞれにとって心地よいケアが行えるよう努めてまいります。